世界選手権 男子フリー
今更ながら・・・ともかく防備録として挙げておかねば。
実況は西岡アナ、解説は本田武史。
放送順に。
小塚崇彦。「ファンタジー・フォー・ナウシカ」。こんなに出番が早いなんて…。冒頭のクワドはばらけて2回転に。しかし4T‐2Tは両足着氷になりながらもなんとかもちこたえた。にしてもFが2回転になったり、3Aでお手つきしたりと、ジャンプをそろえるのに苦しんだ感じ。フィニッシュしても複雑な表情だった。思うに・・・・・・、この曲がいまいちなんじゃない?!あ~、言っちゃった!来シーズンは曲から考えて。
アダム・リッポン。「G線上のアリア」ほか。4S転倒してしまう。しかし彼もクワドに挑戦してくるとは…男子のクワド祭り開催の予感。3Aも不安定。しかし、3F-3T、3Lz-1Lo-3Sを決めたところは良かった!スピンのポジションも特に腕の使い方がきれいだな~。
ケビン・レイノルズ。「クロノ・トリガー」より。最初の4S決まったよ!力強さがあるわ~。しかし次のTは2回転に…いやいやまだまだ!ところが4回転を予定していたLoも3回転に…。う~ん、難しいなあ。しかし後半に4T-2Tが決まってがぜん盛り上がる。よくぞここまでクワドを組み込んできた!それだけで誉めるに値するわ。
デニス・テン。「アディオス・ノニーノ」。冒頭4T決まった!!素晴らしい!続く3Aも高さがあってよかった。この勢いを保ってぐいぐい滑って行く様に見ほれてしまう。終盤Fが2回転になったのが惜しかったが、今までの集大成みたいな演技だった。もちろん得点も高く、ここまでのトップに。
ジェレミー・アボット。「エクソジェネシス交響曲第3部」。アボットも頑張って!冒頭の4T何とかこらえて決めた!!彼にもこの勢いをキープしてほしかったが、ジャンプにステップアウトやパンクがみられて完ぺきとは言えなかった…。でも西岡アナの紹介コメント「フィギュアスケートの魅力を全身で表現できる選手です(by佐藤有香)」に感動・・・そう、そうなのよ!!アボットにはスケートの魅力を感じさせてくれる、訴えてくる力がある!ワールドの大舞台でその魅力を見せてくれるのを待ってるわ。お疲れ様。
羽生結弦。「ロミオとジュリエット」。冒頭の4Tすばらしい!!続くイーグルからの3A、3Fまでの流れも完ぺきだ!ゾクゾクしてきたわ。CiStまでは勢いがあり過ぎてこの先どうなるのかと思っていたら、なんとつなぎの滑りで転倒!会場中が息をのんだのがわかった。一気に心配見守りモード突入だ。しかしすぐさま3A‐3Tを決めるところがすごい!全身から「やるぜ!」オーラが発せられる、感じ取れるよ!SlStも気合たっぷり、鬼門の3Sもなんとか決めてフィニッシュした時には鳥肌立ったわ!何これ?!このワールドのリンクで、フリーで、この演技…ハラショー!!スタオべもうなづける。173.99の高得点で総合251.06、ただいまダントツのトップ!!
サミュエル・コンテスティ。「バラ色の人生」。羽生の興奮冷めやらぬ会場を、滑り出しのいっときで自分の世界に変えられるところがこれまたすごいわ。さすがベテラン。クワドはないが、しっかりとプログラムをこなして滋味あふれる演技だった。これもまた引きこまれたわ…。
ここからは最終グループ。
フローラン・アモディオ。「ソブラルの思い出」。アモディオは4Sから。ばっちり決まった!3Aも軽々と決め、好調な滑り出し。後半のLzが2回転になったのが惜しいが、大きなミスもなく、終盤のサンバのリズムに乗ったSlStは盛り上がったし、シーズン最初のころを思えば素晴らしい出来栄え。会場のスタオべも納得だ。163.07でトータル243.03。ただいま2位。
ブライアン・ジュベール。続いてフランス勢の登場に会場盛り上がる。「マトリックス」。古いプログラムだけど安心してみられるからいいか(笑)。4Tばっちり!さすがですわ。後のジャンプも大きなミスなく、終わってみればこれまた大きな拍手と歓声に包まれたジュベール。リンクにそっと口づけをする姿が素敵…。ここまできっちり滑るジュベールは久しぶり。みられてよかった~。161.11でトータル244.58。会場からはブーイングが。アモディオを抑えて2位に。
ハビエル・フェルナンデス。「リゴレット」ほか。彼は冒頭からクワド連発の予定。4Tは高さがあって素晴らしいジャンプ、4Sはオーバーターンで惜しい。しかしその後が…。彼の課題は後半へ備えてのスタミナを蓄えることでしょう。149.00でトータル225.87。
髙橋大輔。「ブルース・フォー・クルック」。はあ、ドキドキしてきた。羽生に続いてがんばれ!冒頭彼も4Tに挑戦、おお、決まった!!続いて3A、3Sとこれは問題なく。スピン、ステップをはさんで、プログラムが次第に盛り上がっていくのが感じられる。これは…いけるのかも…?3A‐3Tから始まるジャンプ5連続もばっちり!!特に3Lz‐2T‐2Loには感動した(今までなかなか付けられなかったから・・・)!SlSTで会場のボルテージは最高潮に。羽生の時とはまた違った興奮がある。リンクサイドをバンバン叩いて鼓舞するカメレンゴさんの姿からもそれがうかがえる。もう…なんといってよいのやら…。フィニッシュしたのを見て、声をあげて泣く自分にビックリ。「うえ~ん、髙橋が…髙橋が…あああ~」寝ていた夫が起きてきたよ(笑)。ともかくハラショーな出来栄え。得点が待ち遠しい!173.94とフリー得点は羽生に及ばなかったが、トータルで259.66。文句なしのトップだ!やっぱりハラショー!!
ミハル・ブレジナ。「アンタッチャブル」。3Aはきれいに決まったが、4Tで転倒、4Sはお手つきのミス。惜しいなあ。フィニッシュして本人も悔しそうだった。ところで、今回じっくり見れば見るほど変な衣装ですね…。151.88でトータル239.55。
パトリック・チャン。「アランフェス協奏曲」。4T、4T‐3Tと軽々決めてくるところはさすが。ちょっと勢いがないかなあ…と思ったが、終盤まではミスもなく来たが、最後のジャンプ2Aを跳ぼうとしてエッジが滑ったのか、跳べずに転倒してしまう。あれあれ…こんなこともあるんだね。とはいえ、クワド2本がきれいに入ったのが大きい。176.70でトータル266.11。
結果。優勝はパトリック・チャン、2位は髙橋大輔、3位は羽生結弦。
なんということでしょう!表彰台に日本人が二人も…!
こんな日がついに来たのですね…男子が、二人もメダルを取れただなんて…。おめでとう髙橋、おめでとう羽生!!
パトリック・チャンは完ぺきな出来ではなかったが、横綱というのはこういうものなんでしょうなあ。今回、髙橋との得点差は6点。クワド1本分と思えば納得もいこう。来シーズンはうかうかできないかもよ。ともかく優勝おめでとう。
そして・・・忘れちゃならない、ジュベールが4位ですよ!!夢じゃなかろか。全米選手権みたいに4位の表彰台も作ってあげたいわ~。おめでとう!
今回の大会、クワド祭りのワールドはやっぱり面白かった。放送はなかったが、バンデルペレンも跳んだのかなあ。
来シーズンはますますこの傾向が強くなるかも。SPからみんな跳んでくるのでは?とウキウキしながらレビューを終わります。
選手の皆さん、お疲れ様。ありがとう!












