2016年9月26日 (月)

「豆の上で眠る」を読む(ネタバレあり)

作者は湊かなえです。

姉だと信じていた人が姉ではなかった、そして絶対に姉ではないと確信していた人が正真正銘の【血のつながった】姉だったという驚き・・・。少女誘拐事件・乳児取り違え事件と関連付けて、読者の期待を上手いこと裏切る展開でした。

アンデルセン童話の「えんどうまめのうえにねたおひめさま」をモチーフに、何重にも隠された真実を何とかして明らかにしたい主人公の思いが切ない。

私もこの童話の真意がつかめなくて「変なお話」と思っていたのよね。どうして小さな豆粒の存在を感じ取ることができるんだろう。お姫さまってそんなに敏感なんだろうか。かえってよく気が付くからやっかいなんじゃないの、とか。

そう、知らずにいた方が楽なこともある。

2016年9月24日 (土)

「夏目漱石の妻」を見る

土曜ドラマです。夏目漱石の妻だなんて、今までに題材になってなかったのか。確か文庫本で読んだことがあるが。

神経質な漱石のキャラクターが面白い。対照的に妻鏡子のあけっぴろげな性格がいいわ。朝寝坊がなおらないというのは有名な話だが、目覚まし時計がなかっただろうあの時代では困っただろうなあ。

今日は、二人が結婚して熊本での新婚生活を送る様子が描かれた。金之助と鏡子の生い立ちから、結婚式、熊本での生活、鏡子の流産、二人のすれ違いから自殺騒動。
来週は金之助イギリス留学の巻。見るのがつらそう。

ハレーションを起こしたような独特の画面処理が印象的。そして着物がステキ!!

2016年9月23日 (金)

「てるてる家族」ほんまよう泣かせてくれるわ

今日は春子姉ちゃんがお嫁に行く日…しんみりした中にもほほえましく笑わせてくれるシーンの連続で、まるで自分も岩田家の親戚になった気分の15分間でした。

おめでとう、春ちゃん。おめでとう、お父ちゃんお母ちゃん。

来週でおしまいか…さみしいなあ。

2016年9月22日 (木)

秋分の日の大阪ぶらぶら・3 大阪城の櫓

「真田丸」展を堪能して、次なる目的地は大阪城だ!! いや、正確には大阪城の櫓なのだ!

160922_150001_2 前方右手に見える多聞櫓、左手の千貫櫓の内部を特別公開中なのです。

160922_150601_2 多聞櫓に入ったところです。やはり暗い。廊下の右側には武者だまりと思われる部屋が並んでいます。ここに詰めて、攻めてくる敵に対峙していたのですね。しかし、こんなに暗くて大丈夫なのだろうか。刀や兜をとり間違えたりしたんじゃなかろうか。

160922_155601_2 そう、この上部にあるのが多聞櫓。幕末に再建されて以来、奇跡的に平成のこの現代まで残っているのです。

続いて千貫櫓へ。

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160922_152401_21 ここでは火縄銃の試し撃ちならぬ「格好だけ撃ち」ができます。

160922_152101_2 窓から大手口土橋を臨むの図。やはり中は暗い。

160922_153102_2 千貫櫓からの景色。堀と石垣のコントラストが美しい。

160922_155701_2 土橋から見た千貫櫓。

最後は焔硝蔵。火薬を納めていた蔵です。なんと、江戸時代のものがそのまま残っているんですって。

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160922_154003_2 内壁。床、壁、天井すべてが石造りです。隙間は漆喰で埋められていますね。

160922_154002_2 出口までは約16m。幅は2.7m。

160922_154202_2 外壁も丁寧に積み上げられています。

11月後半まで、土日祝日に限って公開中。大人700円です。天守閣とセットで1200円です。

160922_154302_2 大阪城。信繁が見た大阪城はどんなに美しかったのでしょうか。彼もこの道を歩いたのかなあ。

160922_160201_2 石垣のカーブの重なりも美しい。

雨も上がったし、気持ちよく帰宅しましょう。

秋分の日の大阪ぶらぶら・2 「真田丸」展

四天王寺さんから谷町四丁目へ移動。大阪歴史博物館の「真田丸」展へ行こうとしているのですが、その前に腹ごしらえ。

160922_120801_2 森ノ宮のキューズモールの近くにある洋食屋さん「フレンドシップ」です。こちらは手ごねハンバーグ950円(単品です)。ジューシーなハンバーグで私はお腹いっぱい。定食はABCの3通り。いずれもボリュームたっぷりで食べごたえありそう。

160922_124801_2 はい、会場です。結構な人出でした。中学生以下は無料だからかな、家族連れが多かった気がします。
大河ドラマで放映中ということもあって、なかなか興味深い資料が展示されていました。が、真田昌幸、信之、信繁の肖像は見なかったことにしたい・・・。
書状が多く、この時代の人たちはとにかく書き写すことで記録を残そうとしていたんだな、と思いました。みんなの花押もバラエティーに富んでいて面白い(信繁のはボートを漕いでいるように見えます)。
ドラマの人物を思い浮かべながら見ていくのも楽しかったです。稲さんが使ったと思われる扇、昌幸が矢沢のおじさまと息子の三十郎へ宛てた手紙、信繁が姉の松に書いたひらがなの手紙、直江兼次が書いたといわれる家康を怒らせた書状(の写し)、三成の家康弾劾状などなど。「ああ、ドラマでやってたなあ」なんて…。
そう思っていた矢先、展示されていた信繁の家系図パネルを見てびっくり。
なんと!
信繁ときりの間に娘が二人生まれているではありませんか!ええっ?いつの間に?あんなそっけないくせに?まさか九度山で?いったいドラマではどう処理するのだろう…。ある意味楽しみ。

160922_143301_21 信繁様と記念撮影もできますよ。誰もいなかったので余裕でパチリ。

秋分の日の大阪ぶらぶら・1 四天王寺さん

お彼岸ということで、恒例の四天王寺参り。

160922_102601 五重塔もきれいになって…。

お参りをして、露店を冷やかして、ちょっと一息入れて。

160922_110801_2 「このみ」さんの移動販売テントです。春のお彼岸はお休みされていたのでなんと1年ぶりの訪問!

160922_105602_2 ホットコーヒーとこのみプリン、チーズケーキです。サイズが私たちにちょうどいいですよ。お味はあっさり。これも私たち好み。

お参りの後は・・・?

2016年9月19日 (月)

敬老の日の京都ぶらぶら・3 お土産

お腹いっぱいになってほろ酔い気分の我々。いつものように錦市場で晩御飯のおかずを買い求め、阪急電車に乗って一路自宅へ。

今回はいつもと違うお土産も。

160919_173201_2 亀屋良永の御池煎餅。京都みやげとして有名ですが、実はまだ一度も買って食べたことがありませんでした。寺町を歩いている時にふと「御池煎餅」の看板が目に入ったのでふらりと寄ってみたのです。試食コーナーで食べたところ、淡い甘さにふわふわの食感、これはおいしいわ!というわけで、お買い上げ。このパッケージデザインは棟方志功ですね。ステキ。

そして梨木神社のお茶席では記念品として絵皿を買いました。お茶券は700円でお皿付きだと1500円でした。

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160919_173501_2 萩の花と染井を描いたものです。風情があるわ~。いい記念品ですね。

初めて尽くしの今日の京都歩きでした。

敬老の日の京都ぶらぶら・2 食べましょう、飲みましょう

萩祭りをあとに、寺町通りを南下する我々の目的はお昼ご飯。
今日は「ブション」で。

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160919_130801_2 ランチはメイン料理にサラダとパンがついて1240円。私は豚ロースの煮込みオレンジソース。ボリュームたっぷりでお腹いっぱいです。

食後のコーヒーはちょっと歩いて「スマート珈琲」へ。

160919_141901_2 ウインナ珈琲です。

160919_142201_2 タマゴサンド700円をいただきました。玉子がふわふわです。パンも温めてあります。

さらに、夫に「ちょっと一杯行かへん?」と連れてこられたのが錦通りからちょっと南下したところにある「益や酒店」。

160919_150001_2 このお店は昨日行った「まるも珈琲店」で読んだ雑誌に載っていたところ。夫がチェックしていたらしい。さすが飲むことにかけては努力を惜しまない人だわ…。

160919_150401_2 こちらは付き出し。ピーマンと人参のきんぴら、滋賀のお酒「唯々」。日本酒は飲んではいけないことになっているのですが(糖質制限のため)一口だけ頂きました・・・いやはや、これがおいしいのなんのって!!日本酒を一口飲んでおいしいと感じたのは初めてかも。しかしそれ以上は飲まず、夫に飲んでもらいました。そして私はハイボール。は~。

160919_151501_2 はまちのお造り。450円でした。お酒は「鳥海山」古酒のブレンド。燗上がりといって、燗酒にするとおいしいのだとか。

普段は夜しか開いていないようですが、今日は祝日なので午後3時に開店です。昼間から酒飲んで、幸せですね。

敬老の日の京都ぶらぶら・1 萩祭り

台風が心配な連休最後の日、京都へ。ぽつぽつ降ったりやんだりする中、丸太町通りを御所沿いに東へ東へ。寺町通で北上。

今回の目的は梨木神社で行われる萩祭り

160919_104401 ここの境内にはマンションが建っているので、このように横から入ります。鳥居のすぐ後ろにマンションがそびえる何とも言えない景観です。写真はマンションの住民さんに失礼と思い撮影しませんでした。だって、すぐベランダなんですよ・・・。

160919_113301_2 萩の花はちらほら。これでもよく咲いている方。

160919_120901_2まずはお茶席へ。今日は裏千家のご奉仕だそうです。ラッキー。お点前が見られるのね。

160919_104601_2 待合代わりのお座敷には秋の花。
この後お座敷に通されたのですが、座った順番でなぜか私が正客に…!お隣の学生さんらしき方に「代わっていただいた方が・・・」と声をかけると「大丈夫です。先生がすべてお話ししてくださいますから」との返事。あら、ご社中の方?なおさら代わってほしいわ~。しかしそのままになり、冷や汗ものでした。
が、学生さんがおっしゃったとおり、先生がとてもフレンドリーな方で、臆することなくお茶を頂けました。お菓子は福井から取り寄せた羽二重餅、お茶碗は梨木神社の鳥居と大文字をあしらったもの。撮影できなかったのが残念です。棗は大宗匠(すなわち鵬雲斎)の花押が入った梨地蒔絵貝殻文、「三番叟」という銘の茶杓も大宗匠のお作とか。うひゃ~。これは眼福でした。

お茶をいただいた後は、境内での奉納芸能を鑑賞。

160919_115301_2 わかりにくいですが、拝殿で狂言が催されています。演目は「萩大名」。ぴったりですね。このほかに都山流尺八の演奏や小笠原流の弓術披露もあったのですが、時間がなく観ることはできませんでした。

160919_120401_2 本殿前の萩の花。

境内には名水の「染井」もあります。

160919_120701_2_2 こちらの水でお茶を点てていただいたのでしょうね。とてもまろやかでおいしいお茶でしたもん。今日は水は汲めないようにお断りがありました。

160919_120801_2 初めて訪れたけれど、なかなか面白いお祭りでした。

 

2016年9月18日 (日)

藤田嗣治展に行く

兵庫県立美術館で開かれている「藤田嗣治展」へ。

生誕130年記念とうたわれた今回の作品展、近年ランス市に寄贈された作品を加えた大掛かりなものになるそうで期待して行ったのでした。

美しい白磁を思わせる女性の肌の色、流麗な描線、かわいらしい猫の表情、見ごたえがありました。「美しいスペインの女」は初めて見ました。私の好きな「カフェにて」と似た雰囲気の絵です。珍しかったのは、銀座コロンバンの店内を飾っていたという壁画と心斎橋そごうの食堂の壁画の断片の展示でした。下から見上げられることを考えて描かれたそうです。古風なヨーロッパの景色と人物に囲まれて、どんな店内だったのかなあ。
戦争画も迫力がありました。これを描いたために後々彼は日本との決別を決意することになるのです。彼としては祖国日本への精いっぱいの協力だったと思うのに、評価されないというか「戦争責任」という逆評価になってしまったのです。構図といい筆致といい、渾身の力作であることは間違いないのですが。

160918_122202_4 自画像です。独特の風貌ですね。

160918_122201_4 こちらは入り口にある変身コーナー。カツラとちょび髭とブラウスであなたもフジタになってみませんか?と言うもの。さらに撮影した画像を投稿するコンテストまであるのだ。嬉しがりな我々夫婦は早速変身してみるのだった。お恥ずかしいので画像は載せません。

そんなに混んでいなかったので1時間とちょっとで見終わることができました。

お昼ご飯は近所の「神戸肉匠 壱屋」で。

160918_131701_4 200gのステーキセットです。ご飯はお替り自由、コンソメスープが付いて1000円。夫は300gで1500円。なかなかいけましたよ。美術館のチケットを提示すると10%引きでした。

その後、阪急王子公園駅まで戻り、駅前の「まるも珈琲店」でウインナー珈琲をいただいて帰りました。

小雨降る中のお出かけでしたが、くつろいだ休日でした。